ノンクラスプデンチャーとは

ノンクラスプデンチャーとは、周りの歯に引っ掛けるクラスプ(バネ)のない美しい義歯。使われている素材は、半透明(クリア)かつ歯ぐきの色に近いため、審美性に優れています。また、軽くて弾力性があるため、丈夫で違和感の少ない義歯として注目されています。アメリカでは50年以上も前から使われ、食品衛生医薬局にも認可されている安全な素材を使用しています。

当社のノンクラスプデンチャー「EstheShot」

EstheShotの特長
安全素材
EstheShotの素材は、熱可塑性樹脂である新素材・ポリエチレンテフタレート共重合体。厚生労働省より認可を受けた安全な素材です。
修理が簡単
チェアサイド(診療ユニットのわき)にて、即時重合レジンでの修理が可能です。継ぎ目もキレイに仕上がります。
美しい審美性
金属のクラスプを使わず、クラスプにあたるクラスプ部を床と同素材でつくります。統一感のある美しい義歯が実現します。
快適な装着感
厚みをもたせず薄くつくれるため、適合精度に優れた快適な装着感を得られます。

優れた理工学物性
[曲げ強度]:約75MPa
[曲げ弾性率]:約2000MPa
[吸水性]:従来のアクリル樹脂の3分の1という低吸水性。
丈夫な非金属素材
弾力性が強く、破損しにくいのが特長。非金属のため軽いうえ、金属アレルギーの心配がありません。
内面軟性加工の実現
金属床とのコンビネーションが可能です。
違和感の少ない色調
ライトピンクでクリアな素材なので、歯ぐきの色になじみます。

オールセラミックについて

オールセラミックについて

オールセラミックは、歯のクラウン(かぶせ物、差し歯)やブリッジ治療における金属を使用しない最新の治療法。
現在まで歯のクラウンおよびブリッジ治療において、十分な強度を確保するため、前歯では裏側に金属加工したプラスティックやセラミックを、奥歯では金属のかぶせ物または金属加工したセラミックを使用している。ブリッジ治療においても欠損した歯の両側の歯を削り、前述クラウンの連結に金属が使用されている。

金属と同等以上の強度を持つジルコニアやアルミナなどのファインセラミックスの歯科への応用、およびそれを人工の歯に加工するための一連の装置(CAD/CAM、連動した削りだし機器)の出現により、従来までの金属の代わるジルコニア・セラミックスによる歯のクラウンおよびブリッジ治療が可能となった。この出現により金属アレルギーやブラックライン出現のリスクの回避のみならず、審美歯科への応用もなされるようになった。 日本国内において、ジルコニア・セラミックスによる治療は2005年にデンツプライ社によりセルコンという名称で厚生労働省の医療用具としての認可を経て開始された。海外では2002年より現在まで200万人以上が使用している。 2006年度以降、その他国内外の歯科関連会社が新たに参入しており、今後の歯科治療において、金属に変わる素材としてジルコニアは大きな期待をされている。

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